歯車（ギヤ）は人間の世界では、車のエンジン内やハンドル、ドアノブの中や時計の中にも、様々なサイズ・形の歯車が使われていますが、ケンブリッジ大学の研究者であるMalcolm Burrows氏とGregory Sutton氏は、ウンカと呼ばれる虫の関節の中にも、歯車が存在している事を発見しました。

ウンカというとあまり聞き馴染みが無いかも知れませんが、田んぼの中や周辺に大量にいるあの小さい虫で、イネにとっては害虫となる虫。
そう、この虫です。

歯車の拡大画像はこのようになっています。キレイに歯車が噛み合うように出来ています。

歯車が発見されたのは、ウンカの足の関節。

なぜこのような場所に歯車が出来上がっているかというと、ウンカの特徴でもある「飛び跳ねる」際に、左右の足の歯車が噛み合って、完全に左右の足を同期した状態でジャンプするためだそうで…いやはや、自然界って恐ろしい。

(via: Smithsonian.com )

人間の世界だとちゃんと設計して噛み合うように配置しないとまともに機能しないものが、自然界では淘汰されてきた結果、ちゃんと機能するものが残っている事に感動を覚えます。他にも探すともっと見つかるのかも知れませんね(*´ω｀*)

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