本に手を加えて創り上げたアート作品が凄い
【投稿日:2013/06/20】
【カテゴリー:アート】
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サウスカロライナにある美術大学:Halsey Institute of Contemporary Artが開催している現代美術のインスタレーション『Rebound: Dissections and Excavations in Book Art』が面白いものでしたのでご紹介します。
印刷物や書籍に大掛かりな手を加えていく事で、それまで書籍だったものが全く異なる仏像や洞窟の中を覗いているかの様に見えてくる作品となっています。
何冊もの本を積み重ね、削って形を作っています。
大きな仏像の顔。
まるで雪の積もった山々がそこにあるかのようです。
そこには洞窟や鍾乳洞でもあるかのような質感です。

南国の島?!
緑の渓谷でしょうか。
書籍の1ページ1ページが並べられて、ドミノ倒しされたかのようです。

スチームパンクな雰囲気も感じます。
1冊の本だけで作るのではなく、何冊も組み合わせたり、削ったり足したりと表現方法も様々です。
ボリュームもかなりあるようなので、見ていて飽きない展示なのではないでしょうか。
『本の中には色んな面白い世界がある。だから本をもっと読みましょう』という本屋さんのポスター広告とも近いものがあるのではないかと感じました。

[youtube]http://www.youtube.com/watch?v=u7wt9hONrUo[/youtube]
制作風景やインタビューなども公開されています。
『Rebound: Dissections and Excavations in Book Art』の元サイトでは、他にもたくさんの作品が掲載されていますので、そちらも併せてご覧ください。
展示は7月6日まで開催されています。
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