【3D】HONDAの歴代コンセプトカーの3Dデータ(STL)がダウンロードできる特設サイト『 Honda 3D Design Archives 』を公開中

【3D】HONDAの歴代コンセプトカーの3Dデータ(STL)がダウンロードできる特設サイト『 Honda 3D Design Archives 』を公開中

1月28日に公開されたHONDAの特設Webサイト『 Honda 3D Design Archives 』では、HONDAの歴代コンセプトカーの3Dデータを、光造形3Dプリント出力の可能な3Dデータ(STL形式)でダウンロード出来たり、ブラウザ上で3Dデータをクルクル回して見る事が出来ます。

家庭用3Dプリンターの低価格化や技術革新などにより、社会における「ものづくり」の在り方は根本的に変化しつつあります。こうした背景のなか、Hondaは、従来の「メーカー」と「ユーザー」という枠組みを超えた新しいコミュニケーションの在り方を目指し、このプロジェクトを企画しました。このプロジェクトに触発されて、ユーザーのなかから、優れた未来の自動車デザイナーやエンジニアが生まれてくることを願っています。

(via: ニュースリリース )

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ライセンスは「クリエイティブ・コモンズ4.0」との事。

クリエイティブ・コモンズとは、クリエイティブ・コモンズ・ライセンス(CCライセンス)を提供している国際的非営利組織とそのプロジェクトの総称です。CCライセンスはインターネット時代のための新しい著作権ルールの普及を目指し、著作者自らが「この条件を守れば私の作品を自由に使って良い」という意思表示をするためのツールです。CCライセンスを利用することで、著作者は著作権を保持したまま作品を自由に流通させることができ、受け手はライセンス条件の範囲内で再配布やリミックスなどをすることができます。

(via: クリエイティブ・コモンズ・ライセンス )

Honda 3D Design Archivesで現在ダウンロード可能なモデルは、

honda-3d-design-archives1

『 1994年 FSR Concept

honda-3d-design-archives2

『 1999年 FUYA-JO

honda-3d-design-archives3

『 2003年 KIWAMI

honda-3d-design-archives4

『 2007年 PUYO

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『 2013年 NSX Concept

の5モデル(2014年1月29日現在)。今後もっと増えていくと良いなぁ。

配布されている3Dデータは、光造形にも家庭用3Dプリンターにも対応しているSTL形式。高精細で容量の重いハイモデルと、制度が荒く容量の軽いローモデルの2つずつを入手可能です。

ちなみに NSX Concept をライノセラスへ読み込んだものはこんな感じ。

honda-3d-design-archives6

特設Webサイトの背景にも使用されている、第43回 東京モーターショー2013のプレスカンファレンスの冒頭で流した動画「Super ultra daydreams」も公開されています。1分31秒の映像です。

HONDA創業者である本田宗一郎氏の言葉が印象的。

思想さえしっかりしていれば技術開発そのものはそう難しいものではない。技術はあくまでも末端のことであり、思想こそが技術を生む母体だ。

(via: 本田宗一郎氏 )

特設WebサイトHonda 3D Design Archivesの、『このプロジェクトに触発されて、ユーザーのなかから、優れた未来の自動車デザイナーやエンジニアが生まれてくることを願っています。』という言葉にもあるように、若いうちからパソコンや3DCAD、ウェブデザインなどの様な技術に触れて感性を磨いていければ、将来優秀なデザイナーやクリエイターがもっと沢山生まれてくるかもしれませんね。


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