【3D】3Dプリンターで作る新しいギプス『Cortex』のコンセプトモデルが面白い
【投稿日:2013/07/02】
【カテゴリー:工業デザイン】
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3Dプリンターの技術は昨年以降、様々な場面で活用されるようになってきました。
例えば砂糖を3Dプリントしてという記事も話題になっていましたし、当ブログでも取り上げた脚の形状をスキャンして3Dプリントする靴や、3Dプリンターで作る、幾何学形状の照明器具などもその1つです。
そんな中今回ご紹介するのは、ニュージーランドのビクトリア大学を卒業したJake Evill氏によってデザインされた、骨折箇所を保護するギプスのコンセプトモデル『Cortex』です。
Cortexは薄く網目状なので、服を着る事もできるし、水で洗ったりもしやすくなっています。
これまでのギプスの場合、かさばる・重い・不快などの問題を抱えていましたが、このCortexの場合はそれらの問題点を改善しています。
力の掛かる所と掛からない所で、メッシュの密と粗が調整されています。
(via: GIZMODO )
汗をかいたり水にぬれてもすぐに乾いてしまうので、衛生的かもしれませんね。
腕や足の形状を3Dスキャナーで読むと、自動でこういったメッシュ状のデータが作られ、3Dプリントされるような世の中になるのでしょうか。
今のモデルはポリアミドで作られ、3Dプリンティングには約3時間掛かっているそうですが、3Dプリンターのスピードが上がってくれば、製造時間の問題はクリアできそうですね。
問診や治療を受けている間に3Dプリンティングし、帰りには装着して帰る事もそう遠くない未来には、可能になっていそうです。
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