ベルギーのアイウェアブランド『 Hoet 』が3Dプリンターで作る、チタン製の眼鏡が凄い
【投稿日:2013/11/06】
【カテゴリー:工業デザイン】
【カテゴリー:工業デザイン】
3Dプリンターを活かしてモノ作りをするものには、以前ご紹介したギプスのコンセプトや、照明器具などがありましたが、今回ご紹介するのはベルギーのアイウェアブランド『 Hoet 』が作る、3Dプリンターを使ってチタン製の眼鏡です。
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更なる軽量化と強度アップも兼ねて、ハニカム状の空間を設けた前枠。
丁番はネジを使わずに、チタン形状記憶合金を使って作られているので、ネジが緩んで外れてしまう事はありません。
眼鏡の世界でチタンという素材は、ニッケルアレルギーがない(顔に掛けるものなので、肌と触れ合う部分でアレルギーが出ると大問題です)とか、軽い(重いものを掛けるとズリ下がってきたり、疲れる原因に)とか、非常に腐食しにくい(錆びが原因で折れる事は無くなりますね)等々の様々な理由で、素材として使われる事が当たり前になっていますが、金属を固める事ができる3Dプリンターは非常に高価という事もあり、チタンを3Dプリンターで固めて作る眼鏡は初めてじゃないでしょうか。
(これまでにもナイロン樹脂を3Dプリンターで固めて作る眼鏡はありましたが)
この様に3Dプリンターが生産の場に入ってくると、ユーザーの顔の形に合わせた、フルオーダーメイドの眼鏡なんかも作れるようになるという所は、非常に大きなメリットですよね。3Dプリンターでしか作れない面白い形や、3Dプリンターでしか出来ない構造なんかも考えていくと、クリエイターの表現力もより活かされそうです。
イメージムービーもありますのでご覧ください。
110 – 640×480 from Hoet Couture on Vimeo.
投稿 by Happy Word.
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