【動画】正方形の2枚の板を折り紙の様に折りながら開閉する、新しいドア『 Evolution Door 』が面白い
【投稿日:2014/02/09】
【カテゴリー:工業デザイン】
【カテゴリー:工業デザイン】
実用化一歩手前という所なのでしょうか?
コンセプトモデルの段階もYouTubeで公開されている、2枚の板が折り紙の様に折りながら開閉するという、新しい回転構造を持つ扉『 Evolution Door 』をご紹介します。
一般的な扉と言うと開き戸または引き戸ですが、このEvolution Doorはその両方の特性を併せ持つ扉として作られています。
開き戸は扉が開閉するスペースが必要となりますし、引き戸は扉がスライドするレールが必要です。
ところがこのEvolution Doorは、開き戸ほどはスペースを必要とせず、また引き戸の様なレールではなく、壁へ2ヶ所の支点で扉を固定するだけというメリットを持っています(2ヶ所の支点が必要と言うデメリットでもありますが)。
扉の自重を利用しているのでしょうか、閉じる時も
また開く時も、指一本で軽々と開閉が可能です。
動きが凄いですな…。ちょっと想像がつかない感じ。34秒の映像です。
指を挟んじゃうじゃん!という声にも、ホラこの通り!柔らかいので大丈夫。(腕の場合も大丈夫と信じたいw)
試作過程では、このようなロッドタイプや、(持つトコ間違えたら指無くなるな…)
エピトロコイド曲線と呼ばれるカーブに沿って、扉の角が軌跡を描くものなど、多数のバリエーションを展開されています。
作者のウェブサイトや、YouTubeチャンネルには、初期のコンセプトの状態も掲載されています。
随分と試作を重ねてこられたようで、その変遷はとても面白いものとなっていますので、是非併せてご覧下さい。
実際に製品として世に出す場合には、今既に存在している一般的な扉とは異なる開け方・閉め方であるため、どうやって初めて見た人にも分かってもらうかが大きな問題になるのでしょうね。
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